「あの日、リサが死んで……ミサちゃんも消えて。ワシはどうしようもなく寂しくなったんじゃ。じゃが、目の前には死んだばかりのリサがいる。寂しい老人を、お前はしっかりと慰めてくれたぞ。そこだけは褒めてやるわい。誰にも汚されていない、生娘だったのは興奮したぞ」
お父さんが嬉しそうに床を叩くと、部屋の隅にあった洋服タンスが開き、中から欠損した頭部が何かで固められた人のミイラが……姿を見せたのだ。
これは……私?
私は死んだ後、お父さんの道具としてずっとここにいたの?
いや、私だけじゃない。
他にももう1人のミイラがある。
……本当に、なんて外道なんだろう。
「どれ、死んだ身体も悪くはなかったが、今はお互い幽霊じゃ。ミサちゃんの代わりに抱いてやろう」
ニヤニヤと笑いながら、おじいちゃんが立ち上がり、私に手を伸ばした。
「冗談じゃない! 私がどうして幽霊になってまで、ここに来たのか理由がわかった! 私の肉体を探したかったんだ! そして、お父さん……いや、もうあんたなんてお父さんじゃない! あんたを消すために私はここに来たんだ!」
「ふん。吠えるだけなら誰でも出来るじゃろ。どれ……初めてじゃが、幽霊の身体を味わうとしようか」
唇をペロペロと舐めて、目の前の老人は私に掴みかかった。
お父さんが嬉しそうに床を叩くと、部屋の隅にあった洋服タンスが開き、中から欠損した頭部が何かで固められた人のミイラが……姿を見せたのだ。
これは……私?
私は死んだ後、お父さんの道具としてずっとここにいたの?
いや、私だけじゃない。
他にももう1人のミイラがある。
……本当に、なんて外道なんだろう。
「どれ、死んだ身体も悪くはなかったが、今はお互い幽霊じゃ。ミサちゃんの代わりに抱いてやろう」
ニヤニヤと笑いながら、おじいちゃんが立ち上がり、私に手を伸ばした。
「冗談じゃない! 私がどうして幽霊になってまで、ここに来たのか理由がわかった! 私の肉体を探したかったんだ! そして、お父さん……いや、もうあんたなんてお父さんじゃない! あんたを消すために私はここに来たんだ!」
「ふん。吠えるだけなら誰でも出来るじゃろ。どれ……初めてじゃが、幽霊の身体を味わうとしようか」
唇をペロペロと舐めて、目の前の老人は私に掴みかかった。



