今の音……袋が倒れた?
そう思って振り返ってみると……。
「ああああああ……うぅ……」
袋に詰められた死体が、私を追うようにして這って袋から出てきたのだ。
それも1人だけじゃない。
そこにあった5つの袋全てが倒れ、口が緩んでいた2つの袋から、さらに2人の死体が這い出て来た。
「ちょ、ちょっと……冗談でしょ!?」
こんな狭い場所で捕まったら逃げようがない。
私は慌てて這って進み、ズレていた天井の板を外した。
「ああああああああぁぁぁ……うあああぁぁぁ……」
ベタンベタンと、足元の床を叩くように迫ってくる死体から逃げるように、私は天井裏から押し入れの中へと飛び込んだ。
襖が空いていて、お母さんの部屋の中が見える。
「これ……どうすればいいのよ。死体が追ってくる!」
急いで押し入れから出たものの、天井裏の板を開けたままだから、簡単に死体がここまでやって来てしまう。
逃げるにも、階段は崩落していて下りられないし、戻る為にはまた天井裏を移動するしかないのに。
まさかこんなことになるなんて思いもしなかったよ。
そう思って振り返ってみると……。
「ああああああ……うぅ……」
袋に詰められた死体が、私を追うようにして這って袋から出てきたのだ。
それも1人だけじゃない。
そこにあった5つの袋全てが倒れ、口が緩んでいた2つの袋から、さらに2人の死体が這い出て来た。
「ちょ、ちょっと……冗談でしょ!?」
こんな狭い場所で捕まったら逃げようがない。
私は慌てて這って進み、ズレていた天井の板を外した。
「ああああああああぁぁぁ……うあああぁぁぁ……」
ベタンベタンと、足元の床を叩くように迫ってくる死体から逃げるように、私は天井裏から押し入れの中へと飛び込んだ。
襖が空いていて、お母さんの部屋の中が見える。
「これ……どうすればいいのよ。死体が追ってくる!」
急いで押し入れから出たものの、天井裏の板を開けたままだから、簡単に死体がここまでやって来てしまう。
逃げるにも、階段は崩落していて下りられないし、戻る為にはまた天井裏を移動するしかないのに。
まさかこんなことになるなんて思いもしなかったよ。



