愛する人の笑顔を守るために (番外編)

お父さんにお泊まりの事を話すと。


『まじか…。由乃もとうとう処〇を卒業する時が来たのか…』


バコンッ!!


何を落ち込んでるかと思ったら、まさかの変態発言をしてきやがったこのクソジジイ!!


しかも嶺亜くんが居る前で!!


お父さんから許可を貰えて、必要な物を鞄に詰めていく。

翌日が学校休みの為、制服はいらないと思い着替えは下着だけを持っていく事にした。



肝心な部屋着を忘れて、私と嶺亜くんは鬼瑠の"家"へと向かって行く。




「お、お邪魔します…」


初めて嶺亜くんとのお泊まりに緊張してる私。


「クックックッ……」


私の緊張してる姿に笑いを堪えきれない様子の嶺亜くん。