そうだったんだ。

て事は……。


「じゃあ、今日も鬼瑠の"家"で?」

「ああ」

「いつも1人なの?」

「あいつらにはちゃんと帰るべき家があるからな。まぁたまに誰か1人は一緒に泊まってくれたりはするけどな」


あいつらとはもちろん鬼瑠の幹部5人の事。


「いくら暁斗さんの家を自分の家のように使っていいと言われても、居心地はいいけど流石にちょっと恐縮っつーか。なんというか」

「1人で…寂しくないの?」


「もう慣れてるからな。
なんだ?なら今日一緒に泊まっていくか?

ふっ。なんてな………っ!」


「そ、そうだよね!じょ、冗談だよね!ははっ!」



やばい、一瞬真に受けて"泊まりたい"と…

オモッテシマッタ……。