「ゲホッゲホッゲホッ、」



あ、喘息の発作、



「大丈夫ですか?」


SP兼執事の蔭山理央がつかさず心配してくる。



「ゲホッゲホッ薬、」



「どうぞ。吸ってください。」



「ゲホッスーハーゲホッ、、」



「疲れたでしょう。休みましょうか。」


「いや、大丈夫。」



私、一条 蘭華 は父は警視総監の息子で一条グループの社長、母は世界的な女優であり、有名ブランドakmuの社長。



そうな私にはお金だけはある。




理央「学校休んでください。」





蘭華「なんで、熱ないから行く。」




理央「なんでって喘息出たじゃないですか!
熱今からでるでしょ!」





蘭華「出ないし。」





まぁ、だいたい出るんだけど、ね?





理央「もう、また倒れたらどうするんですか!」





蘭華「知らん。」


1週間に2回くらいは倒れるし。


理央「知らん。じゃないですよ!」




蘭華「行くから早く車。歩いて行ってもいいのか?」




理央「もぅ。無理しないでくださいね。」