・進展
ぁぁあ!!!言っちゃった。
今日の放課後言わなきゃいけない!!
慌てながら焦って、ガタガタしていると奏美がきた。
「おい!!どした!?」
「やばい!陸矢君に言う!」
「え!やっぱ、あの子あんたの話してた子なのね」
「そおそお!!!」
「で、なんていうよ
10年前公園で遊んでた人だよ!とかいうの?」
急にきかれたもんだから即答はもちろん無理だ。無言で俯いていると
「決まってないのね
なら、唐突に言うしかないと思うよ。昔遊んだことあるけど覚えてる?とか
好きとかも伝えちゃえば?この際だからって!それじゃないとタイミング失うと思うよ?」
「だよね~、もう言うわ!!」
「おす!ファイト!」
その後のことは覚えてない。緊張しすぎてかな。気づいたら屋上の真ん中に立っていた。
はっとすると、後ろから声が聞こえた
「綾瀬結衣。」
「あっ、来てくれたんだ」
「まー半年話しかけてきたお前だからな」
嫌味を言われてるような、感謝されているような
「ねぇ、覚えてる?」
私はまずそう言った。
「何を」
「10年前、公園で私がこけた時助けてくれたの」
ドキドキを押え、風に負けないくらい踏ん張りながら言った。
「綾瀬結衣。」
質問に答えず言う。
「お前は、俺の初恋の人なんだ。
もちろんこの10年間忘れたことなんてない」
私は口をパクパクさせて涙を流した。覚えててくれたんだって、しかも両想いだったんだって、陸矢は続けた。
「今も好きだ。」
そんな言葉にうっとりしていると、疑問が浮かんだ
「じゃあ。どおして!
どおして知らない人のふりっていうか、無視?したりしたのよ!」
「それは、
俺はすっごい困ってたんだよ。俺はさ、素直に思ったこと言えないしパッと言いたいことなんてでてきやしない。そういう不器用なやつ?だからさ!なんて言ったらいいかわからんだよ!
お前はぐいぐい話しかけてきて、俺のことなんて忘れてるのかと思ってた。」
「いってよ、言ってくれれば、、」
私は申し訳なくなった。
「ごめん!でもそれはお前にそんな悲しい顔させるために言ったわけじゃない。」
「私ね!あの日からあなたのことが忘れられなくて、毎日考えてたの。
転校してきた時、嬉しかったよ!けど、無視したりするから覚えてないって思った。でも想いは伝えなきゃって、思って、
必死に声掛けてやっと、口を開いてくれて嬉しかったよね、うん
頑張った甲斐があったなんてね笑
で、今、10年前のことも覚えててくれてるってことわかって死ぬほど嬉しかった。」
「ごめんなぁ、ありがとう」
2人とも泣いてた。私は言った。
「付き合いたい!これからも一緒にそばにいたい!」
素直に言った。そしたら、陸矢は歪んだ顔をした。
「ごめん、それは無理だよ」
「っ!!どおして!!」
「お前、やっぱ知らないのか」
「教えてよ!!」
言葉を詰まらせた陸矢は私も見て言った
「後悔はしないな?」
って。
「うん!絶対」
知りたいことをモヤモヤに変えたくはない
「あのな、10年前俺たちは毎日遊んでな
それを母さんに話したんだ。そしたらやめなさい!!って言ったんだ。」
「どうして、?」
ぁぁあ!!!言っちゃった。
今日の放課後言わなきゃいけない!!
慌てながら焦って、ガタガタしていると奏美がきた。
「おい!!どした!?」
「やばい!陸矢君に言う!」
「え!やっぱ、あの子あんたの話してた子なのね」
「そおそお!!!」
「で、なんていうよ
10年前公園で遊んでた人だよ!とかいうの?」
急にきかれたもんだから即答はもちろん無理だ。無言で俯いていると
「決まってないのね
なら、唐突に言うしかないと思うよ。昔遊んだことあるけど覚えてる?とか
好きとかも伝えちゃえば?この際だからって!それじゃないとタイミング失うと思うよ?」
「だよね~、もう言うわ!!」
「おす!ファイト!」
その後のことは覚えてない。緊張しすぎてかな。気づいたら屋上の真ん中に立っていた。
はっとすると、後ろから声が聞こえた
「綾瀬結衣。」
「あっ、来てくれたんだ」
「まー半年話しかけてきたお前だからな」
嫌味を言われてるような、感謝されているような
「ねぇ、覚えてる?」
私はまずそう言った。
「何を」
「10年前、公園で私がこけた時助けてくれたの」
ドキドキを押え、風に負けないくらい踏ん張りながら言った。
「綾瀬結衣。」
質問に答えず言う。
「お前は、俺の初恋の人なんだ。
もちろんこの10年間忘れたことなんてない」
私は口をパクパクさせて涙を流した。覚えててくれたんだって、しかも両想いだったんだって、陸矢は続けた。
「今も好きだ。」
そんな言葉にうっとりしていると、疑問が浮かんだ
「じゃあ。どおして!
どおして知らない人のふりっていうか、無視?したりしたのよ!」
「それは、
俺はすっごい困ってたんだよ。俺はさ、素直に思ったこと言えないしパッと言いたいことなんてでてきやしない。そういう不器用なやつ?だからさ!なんて言ったらいいかわからんだよ!
お前はぐいぐい話しかけてきて、俺のことなんて忘れてるのかと思ってた。」
「いってよ、言ってくれれば、、」
私は申し訳なくなった。
「ごめん!でもそれはお前にそんな悲しい顔させるために言ったわけじゃない。」
「私ね!あの日からあなたのことが忘れられなくて、毎日考えてたの。
転校してきた時、嬉しかったよ!けど、無視したりするから覚えてないって思った。でも想いは伝えなきゃって、思って、
必死に声掛けてやっと、口を開いてくれて嬉しかったよね、うん
頑張った甲斐があったなんてね笑
で、今、10年前のことも覚えててくれてるってことわかって死ぬほど嬉しかった。」
「ごめんなぁ、ありがとう」
2人とも泣いてた。私は言った。
「付き合いたい!これからも一緒にそばにいたい!」
素直に言った。そしたら、陸矢は歪んだ顔をした。
「ごめん、それは無理だよ」
「っ!!どおして!!」
「お前、やっぱ知らないのか」
「教えてよ!!」
言葉を詰まらせた陸矢は私も見て言った
「後悔はしないな?」
って。
「うん!絶対」
知りたいことをモヤモヤに変えたくはない
「あのな、10年前俺たちは毎日遊んでな
それを母さんに話したんだ。そしたらやめなさい!!って言ったんだ。」
「どうして、?」
