夢みたもの

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放課後。


あたしは、STRAUBで仕事をしている美野里さんを捕まえた。


航平への訳が分からない感情。

それが、ずっと胸に引っ掛かって落ち着かない。


どうしたら良いのか分からなくて‥

でも、他の誰にも話せなくて‥‥

あたしは美野里さんに口を開いた。



「青春っていいわねぇ‥」


あたしの話を聞いた美野里さんの第一声はそれだった。


「詳しい事は分からないけど、つまり‥ひなこちゃんは幼なじみの彼が気になって仕方ない‥って事よね?」


「‥‥まぁ、突き詰めればそういう事です」


ため息混じりにそう言うと、あたしはその場でうつむいた。


綺麗に磨かれたステンレス製の調理台に、あたしの顔がぼんやり映る。

それはまるで‥‥

流されるまま、ハッキリしない自分の心を映したよう。



あたしは再び、深いため息を吐いた。