「わぁー!にゃみ様この人って願いをかけた人ですかぁ?」

「あぁ、そうだ。名前は......なんという?」

はぁ。
俺の名前も知らずにこいつは連れてきたのかよ.....
と、不満をいいつつも俺は名乗る。
だって名乗らなきゃ今後やりずらいだろーし

「七海 晄」

「なるほど晄というのだな!晄......こう.......」
「おまえの呼び名は「こー」だ!」

あんま変わんないな。
まぁ神に名付けて貰ったのだからいいことなんだろう。

「で?猫、そのお嬢ちゃんは?」

「あぁ。ほら、挨拶は?」

「あいっ!あたしはファルルっていいますっ!街でお団子屋さんやってます!」

「そうか、ファルルよろしくな。」

「あいっ!」

全く素直で可愛い猫(獣人)だな。どっかの神様とは大違い()

「おい。」

あ、しまった。心の声聞こえんのかこいつ。

「神の怒りを受けてみるか?」

「いや、結構です(白目)」