――って、はる子のあほ!!

なんてこと考えてるの!

ヤマジ君は侵してはならない領域。

天上にいる人なのよ!


そんな人に俗っぽい欲望を剥き出しにするなんて!


あたしって、サイテー!


とか思ってるのに……


体が…体が勝手に動いちゃう……。

無意識のうちに顔をさらにヤマジ君に近づけていた。



い……

いただきます。


あたしはゴクンと喉を鳴らした。