「ありがとう、ラグ。私も好き。ラグが大好き!」
溢れた想いをそのまま口にする。
もう抑えたりしない。抑えなくていいんだ。
「本当はずっと後悔してて……ずっと、ずっと、会いたかった!」
「……っ」
彼が私をまた強く抱きしめてくれて、その痛いほどの温もりに心がいっぱいに満たされていく。
ここに居ていいんだ。
ここが、私の居場所でいいんだ……!
――と、そんなときだった。
ズズっと鼻をすする音にびっくりしてそちらを見ると。
「うっ、うっ、良かったなぁラグ……っ」
「しかし、少し密着し過ぎではないか?」
「アルさん!? セリーン!?」
そう、部屋の入口に顔を真っ赤にして涙を流すアルさんと半眼になって腕を組むセリーンが立っていた。



