でもセリーンたちが見ていたあの坑道図はアジルさんが持ってきたもの。 あの事務所に戻ったとしてもそう簡単には見せてもらえないだろうし、そもそも誰も出てきてはくれなかった。この様子ではおそらくあの中にいる人たちも皆眠ってしまったのだろう。 (このまま進むしかないんだ) と、ブゥが私から離れふよふよと右の方の道に向かって飛んでいった。 「そっち?」 「ぶぅ~」 正解はわからないのだ。私はブゥについて行くことに決めた。