ガチャ
「…杏どうしたのよ」
「ごめん、ちょっと着替えを手伝って欲しくて…」
「えっ私に!?」
「そうだけど…」
え、問題あったかな?
やっぱりめんどくさいか。
「…いいの?私で」
「いいから頼んでるんだけど…」
「…そう、分かったわ。私は後でボコボコにされるわね」
え、何か前にも聞いた事がある気がする…。
何なんだろこの会話、意味深過ぎるのは私だけだろうか。
少し、疑問に思いながらも、着替えを終えた。
「ありがとう、優」
「礼なんていらないわよ。ただ、戻ってくるなら早く戻ってきなさい」
「え?」
「さ、早くお粥食べて薬飲んでもう一眠りする事ね」
バタン
「…いや、どういう事よ」
まぁ、いいや。
私は、優の言う通りにお粥を食べて薬を飲んでもう一眠りする事にした。
やっとゆっくり出来る…。

