「ふぁーーー」
目を擦りながら、時計で時間を確認する。
現在の時刻、午前11:00。
いやーよく寝た。
ま、冬休みだしこの時間に起きるのもありだよね。休みの日はこれが普通だよ。
そう…あれから、あっとゆう間に冬休みになった。
もちろんお母さんは出張で居ない。
毎日連絡は取り合ってる。
矢田君は本当に冬休みに入るまで、登下校を一緒にしてくれたんだよね。
今度、プレゼントかなんかあげようかな。
それにしても…
「お腹空いた」
なんか食べ物、食べ物。この時間だと、朝ご飯と昼ご飯は一緒だな。
適当に冷蔵庫や棚を漁る。
「なんもな…」
でも、今日分のご飯は何とかなりそう。
明日、買い物行くかぁ。
あ、明日ってクリスマスじゃん。
尚更、買い物は明日でいいよね。
夜はケーキとお肉とサラダと全部完成してるものを買う!
作る気はない!
…そう言えば、クリスマスは響希と約束してたんだっけ。
でもまぁ、私は龍神を抜けて姫ではなくなったから、もちろん響希の彼女でもない。
いや、元々そこまではいってないよね。見かけは恋人って設定で、本来は友達からって事だったし。
だから、この約束は無かったことになる。