有紗はもう知ってるから、最後は…
「……」
めっちゃ無愛想な人。
「こら!響希も!!」
「…チッ」
舌打ち!?
「…龍 響希だ」
黒髪ストレートで前髪は目に掛かってて、冷たい瞳。めちゃくちゃイケメンなのに無愛想なのが勿体ない。そっぽを向いたままで、目も合わせてくれない。
「まぁ、こんな感じかな!あとは、1年に1人いるんだけど、それはまたその時で!じゃあ、最後に杏も自己紹介お願い!」
「うん。菅野 杏です。よろしくお願いします」
ガタンッ
龍って人がいきなり立ち上がった。私をまじまじと見てきた。
凄くガン見されてる…。
「え?響希どうしたの?」
有紗が話しかけるけど、無反応。
いや、本当にどうしたの。
「…ありえねぇ」
そんな一言を残して、龍って人は教室から出ていった。
え、何が…。
「響希どうしたんだろうね〜」
「転校生が意外だったからじゃないの?」
「「あ〜」」
…もしかして私、馬鹿にされてる?

