「ほら、咲良ちゃんも元気だけど手当するよ〜。僕の所においで」
「ぁ、うんっ!」
咲良が乙女になった。嬉しそうだし、良かったね咲良。
ひとまず、落ち着いたね。
「ねえー!!!と言うことはさー!!!」
「「?」」
有紗の発言に、全員が首を傾げた。
「という事はどういう事よ」
「龍神がNO.1って事だよね!?」
「…確かにそうっすね」
「…そうだね〜」
「…そうね」
ザワザワ
下っ端達も気になるのか、ざわつき始めた。
確かに、元NO.1と2が解散したから、現NO.3の龍神が繰り上げNO.1になる。
それなら、堂々とするべきだね。
「いいじゃん?NO.1どんな形であっても、私達がトップだよ。ね?響希」
私は響希の目を真っ直ぐ見つめた。
「…あぁ、今までは順位は気にしていなかった。ただ、今回の件でそれは変わった。
だから、これからももっと、俺達らしく突っ走って行くとここで誓おう!!」
「「おー!!!」」
「今日から、俺達がNO.1だ!」
「「おぉー!!!」」