「ちょっといいかしら…えっとその会話を聞く限りアメは杏って事?」


周りは話についていけないって表情をしている。


「あ、うん。そうだよ」



「「えぇ!?」」


響希と矢田君、咲良以外の皆が声を上げた。




やっぱり変装してたら分からないか。

私はアメの変装を解いて、地味子に戻った。



「ごめんね皆。私が隠してた秘密はアメである事だったの…。本当にごめんなさい」




皆はどう思ったのかな…。




「杏がアメだったんだね!めっっちゃかっこよかったよ!!」


「謝ることなんてないわ。凄すぎて見入ってたよ」


「杏ちゃん最強〜」


「只者ではないと思ってたっすけど、想像以上っす」



「皆、嬉しそうな顔だろ?だから、杏は何も心配することない」



皆が優しすぎて、嬉しすぎる。




「っありがとう」