私と咲良は次々と敵を倒していき、あっとゆう間に、NO.1の総長1人となった。
敵の総長は次々とやられる仲間を見て、腰を抜かしてしまった。
何が総長よ、呆れた。
「何なんだ、何なんだよお前らは!!」
「「アメとモチ」」
膝を床について絶望した表情をしている総長を上から見下ろした。
「っ…」
最初に名乗ったじゃん。
私達の手は血で真っ赤。ちょっと殴りすぎて皮が剥けちゃってる。
こんな人数相手にした事ないし。
「貴方1人だけどやりますか?やりませんか?どっちにしますか?
まぁ、卑怯な手を使って、身内でトップ3を固めようとした事は許しませんけどね。
今後、この世界には1歩たりとも入らせません」
「なっふざけんな!!」
私に殴りかかってきた。
まだ分からないかな…。
いや違うか…やけになっちゃったのね。
計画が全部崩れて、悔しいよね。
でもね、分かってほしい。
バシッ
私は顔面に目掛けてくる拳を受け止めた。
バチーーーーーン
「っ!!!…っいてぇ」
私は思いっきり平手打ちをした。
「周りを見て下さい。もう、皆は悪行を認めて変わろうとしてますよ」
「……」

