「誰が何をしようと関係ありませんよね?それぞれの個性を持ってるんですから、何でもかんでも否定してる貴方がキモイですよ」
それに、私は何でも上手くいってるわけじゃない。むしろ逆。
「そういうのがうぜーんだよ!!どうせ、あんたらは龍神の仲間だろ?動けんのはあんたら2人だけ。俺が相手してやるよ、俺が負けたら龍神がNO.1でいいぜ」
馬鹿なのこいつ?
多分、こいつが現NO.1の総長でしょ?
そりゃー倒したらそうなるでしょ。
アメは龍神の仲間じゃなくても、菅野杏は龍神の幹部なんだから。
ま、そんなの知らないから分からないだろうけどね。
「…受けて立ちます」
こんなの乗らないわけにはいかないよね。
「まぁ、俺一人じゃないけどな!!」
3つの族が一気に襲いかかってきた。
このバカが。
「「っ!」」
龍神は全員が危機に煽られた表情をしている。
皆、大丈夫だから。見守ってて。
「モチ!!」
「はいよ!!背中は任せてー!!」
バキッ
ボキッ
ガッ

