「それより健」
優が少しづつ健に近づく。
「な、なんすか…」
健はぎこちがない。
「私達、付き合っちゃう?」
「な、なななにいってるんすか!!気持ち悪いっすよ!!」
茶番が始まった。
「なーに言ってるのよ。いつも私の女装可愛いと思ってるでしょ?」
「そ、それは似合ってるっすけど、今の格好を考えてくださいよ!男の格好で女口調はキツいっすよ!!」
「そんなの関係ないわよ。私は今も可愛いし」
「関係あるっす!見てくださいよ俺の腕、鳥肌ヤバいっすよ!」
「健ったら、素直じゃないのね」
「素直っすよ!!」
健が顔を真っ赤にしてパニックってる。
まぁ、面白いけど、やり取りを見てる側も中々キツいよ?
今は優も男の姿だし、健はガタイのいい男の子。何を見せられてるんだか分からなくなってくるよ。
そんな感じて、夕食は賑わいながら楽しく終えた。

