初恋リスタートは総長様と地味子ちゃん





なーーんて、思い通りにはいかなかった。




「あーんず!」

「有紗…」

「もう私達の事、知っちゃった?」

「…うん」

「そっか…怖いよね私達」


心がハッピーな私は、怖いとかそんな事は思ってなかった。


「いや!むしろありがとう!!有紗達の存在があったから、私は学校生活を楽しめそう!!」

多少、困難があっても有紗達の存在があるから何とかなりそう!本当に!!


「本当に!?」


「うん!」


「じゃあ、私達の仲間になって!」

有紗の口からとんでもない言葉が発せられた。


「え?」


この時、クラス全体がこの会話を聞いた。
その瞬間から、私の学校生活が崩れたのだった。


「もう、決定事項だから拒否権ないんだ!ごめんね!」

この時だけは、有紗が悪魔に見えた。


「え、でも、私こんなんだし…」

精一杯アピールした。地味子だぞって事を。
そんな地味子に暴走族なんか似合うはずがないって。


「ごめんね〜杏ちゃん。有紗の言う通り、決定事項なんだ〜」

新島って人が話に入ってきた。


「さ、早く行くわよ」

西山って人もいた。


「って、いやどこに!?」


「私達の倉庫だよ!」


そ、倉庫!?

え、まってよく分からない!


「嫌」

そう言い残して、私は走ってその場を逃げた。


「え!杏!?」

「捕まえるわよ」

「杏ちゃん面白いね〜」