案内されたのは窓際のソファー席。
近すぎず遠すぎず女性3人で使うにはちょうどいい広さで、ライティングされたお庭も見渡せる場所。
ここは乃恵が徹と始めてきた店。
『ここのクロワッサンが美味しいんだ』と教えてもらって、乃恵もその美味しさにはまった。
結婚してからも、休みがあう休日はここに来るのが楽しみだった。
でも・・・
「乃恵ちゃん、どうしたの?」
乃恵の表情が曇ったことに気づいた麗子が声をかける。
「何でもありません。ただ、素敵だなって」
「そう」
「さあ、何を飲みます?」
一華がメニューを広げる。
乃恵はもっぱらモーニングやランチの利用ばかりだけれど、この店のカクテルも美味しくてお酒の種類も多い。
この時間に来たからには何か飲みたいところだけれど・・・
「乃恵ちゃんはお酒ダメなの?」
2年ほど前、乃恵が心臓発作で倒れ2ヶ月も意識不明だったことは一華だって知っている。
ただ控えるようにと言われているだけで飲めないわけでもないが、みんなが心配するから外では飲まないことにしている。
「じゃあ、ノンアルのカクテルを」
「ええぇ、それってジュースでしょ」
一華の突っ込み。
「いいじゃない、好きなものを飲めば」
麗子の大人な発言で、乃恵はレモンベースのノンアルドリンクを注文した。
近すぎず遠すぎず女性3人で使うにはちょうどいい広さで、ライティングされたお庭も見渡せる場所。
ここは乃恵が徹と始めてきた店。
『ここのクロワッサンが美味しいんだ』と教えてもらって、乃恵もその美味しさにはまった。
結婚してからも、休みがあう休日はここに来るのが楽しみだった。
でも・・・
「乃恵ちゃん、どうしたの?」
乃恵の表情が曇ったことに気づいた麗子が声をかける。
「何でもありません。ただ、素敵だなって」
「そう」
「さあ、何を飲みます?」
一華がメニューを広げる。
乃恵はもっぱらモーニングやランチの利用ばかりだけれど、この店のカクテルも美味しくてお酒の種類も多い。
この時間に来たからには何か飲みたいところだけれど・・・
「乃恵ちゃんはお酒ダメなの?」
2年ほど前、乃恵が心臓発作で倒れ2ヶ月も意識不明だったことは一華だって知っている。
ただ控えるようにと言われているだけで飲めないわけでもないが、みんなが心配するから外では飲まないことにしている。
「じゃあ、ノンアルのカクテルを」
「ええぇ、それってジュースでしょ」
一華の突っ込み。
「いいじゃない、好きなものを飲めば」
麗子の大人な発言で、乃恵はレモンベースのノンアルドリンクを注文した。



