「エレナちゃん! すごくいいわ! 立派なキャバ嬢に見えるわ!」 私を見るなり、ママは高いテンションで褒めちぎった。 かと思えば、すぐに真面目な顔に戻る。 「ごめんなさい、急に巻き込んで……」 それからママが話してくれたのは、私が真美さんから聞いた話と同じだった。 「それで、エレナちゃんには、ウチのNo.1の美咲についてほしいの。今日から入った新人・レナとしてね。美咲には事情を話してあるから、色々とフォローしてくれるわ。お酒も飲まなくていいし、美咲の隣で笑ってるだけでいいから!」