綾坂 冬音。

13歳。中学2年生。

テストは大体1位。親友もいる。親は医者。

何不自由ない生活をしていた私に、こんなことが起こるなんて・・・。




「あ、隣?」

「え、あ、はい、」

「そんな緊張すんなよ。俺、速水 来斗。お前は?」

「あ、綾坂です!綾坂、冬音。」

「じゃ、冬音ね。よろしく。」

「よろしく、おねがいします、」