「ねぇねぇ!委員会どうするの!?」
はぁ〜〜。
またこの話。
もう嫌だよ〜。
「もう、その話終わりでいい?」
「はぁ?何で?委員会早く決めないと先生に言われるよ!?」
「何を言われるの?」
「あさひ、大丈夫?」
「…別に大丈夫ですぅー。」
「はぁ〜。あさひ心配だなー。」
「何が?」
「あさひって、天然じゃん?しかも、おっとりしているところがあるから私、心配なんだよ〜。」
────え?何それ?────
「天然ってなぁに?」
「え!?天然も分かんないのぉ?も〜、やっぱりあさひは天然だなぁ。」
「?」
「そんなことより、委員会は?」
「え〜。私、委員会入りたくない。」
「だーめ!」
「え~~~。」
涼香が私のほっぺを引っ張る。
「いーたーい〜!!」
「はい!どう?これで委員会入りたくなった?」
「全然だよー。」
「だめだこりゃ。」
───涼香の気持ちは分かるけど…───
涼香は昔から真面目で明るい。
それに、私の何倍もの元気がある。
私と涼香って、全く違うと思う。
私はよく分からないけど天然、おっとりって言われることが多い。
それに比べて涼香は、真面目、明るい、元気ってよく言われている。
なんか性格真反対じゃない?
私って確かにほわわ〜んってしているかも!?
まぁ、いっか〜。
別にこのままでも。
なんかのんびりって楽しいもん♪