やめろよ!と言ってくれた声の主は 聞き覚えのある声だった。 剛典だ。 申し訳ない気持ちでいっぱいになる。 ラインを見ると 体調 大丈夫? 怪しいと思ってみてたら 元カレがルノンの家の方に向かってるから気をつけて と言ったラインが来ていた。 もしまた何かあったら言ってほしい。 心配だから。 元カレが何かしてきた時 すぐ駆けつけるから。 私みたいな 無価値で生きている意味のない人なのに 心配してくれる人がいる。 そう思うと涙がでた。 「ごめんね、、。」