「今後 ルノンに付き纏うとタダじゃおかねーからな。」 剛典は私の手を握って その場を離れた。 「迷惑かけてごめんなさい。」 私は剛典に頭を下げる。 「他の子たちにも理由は言わないけど あいつとルノンが接触させないように声かけておくわ。」 「ありがとう、、、。」 剛典は家の近くまで私を送ってくれて 手を振って別れた。 家に帰るとベッドに横たわる。 お腹減ったけど気力が出ない。 私は部屋着には着替えたが メイクは落とさずにそのまま布団に潜り込み 耳栓をして目をつぶった。