彼の冷たい目線は まるで蛇に睨まれた蛙。 「やめろよ! 好きな女の子を傷つけるなんて最低だぞ!」 剛典は 彼から私を引き寄せてくれる。 「ごめんなさい。 私には私の意志があるの。 私にだって着たい服がある。 好きなマイクだってある。 入れたい予定だってある。 私は、、、 あなたの操り人形じゃない、、、!」 彼は 別れるなんてやだ。 やだ、と繰り返し言っている。