実技の講義の櫻井先生がルノンさんと呼ばれる。
年配の女性で、
とても厳しい先生と有名だったため、
落単で来年も受講かな、、、と思っていた。
「とても、痩せていったルノンさんを見て
心配してました。」
わたしはとても驚いて櫻井先生を見た。
櫻井先生は5回くらいの講義でしか会ってなく、
しかもあの大人数の中でほぼ話もしていなかったのにわたしのことを見てくれていたことに驚いた。
「今もつらいでしょう。
なのに、呼び出してごめんね。
講義のことだけど、SやA単位はあげれないの。
ごめんね。
ルノンさんが頑張ってたの知ってたのに、
この講義は実技だから高単位はあげれなくて、、、。」
わたしは分かっていたので
はい、、、。と返事する。落単か、、、。


