年上幼なじみのあぶない溺愛




 それに今日みたいに、外が真っ暗になるくらい、遅くなる日も過去に何度かあった。

 そういえば、そのときは春哉くんが駅まで迎えにきてくれたような……けれど、いつまでも夜遅くにひとりで帰れないなんて、それこそ子供である。


 火神くんの言葉に何度も頷いて、本当に大丈夫だとアピールした。


「じゃあ火神は送らないのね。志羽が悪い男に狙われたらどうするの?」

「それは私なんかより望美ちゃんのほうが狙われて……」

「志羽は黙ってて」
「はい……」


 望美ちゃんに強く言われ、おとなしく口を閉じる。

 けれど、火神くんをじっと見つめて大丈夫だとアピールしていると、火神くんは面倒くさそうにため息を吐いた。