年上幼なじみのあぶない溺愛







 焼肉の食べ放題の時間が終わり、体育祭の打ち上げが終了した。


「火神、あんたも電車でしょ」

 店の外に出るなり、望美ちゃんが火神くんに声をかけた。


「そうだけど」
「なら志羽を送ってあげてよ」

「……え!?」


 その話の内容が、まさかの私の話でおどろき、思わず声を上げる。

 私を火神くんが送る……?


「そ、そんな……大丈夫だよ!」
「あぶないでしょ。こんな夜遅くて暗いんだし」

「でも今日ぐらい遅くなる日もあるから……!本当に、火神くんの帰る時間が遅くなっちゃう!」

「……って、本人は言ってるけど?」


 そんなの火神くんに申し訳ない。