年上幼なじみのあぶない溺愛




 こんなこと初めてで戸惑っている間に、火神くんとの距離が縮まっているような気がして……。


「あー!1年ふたりがサボってる!青団の名に傷がつくよ、はい仕事して仕事!」


 そのとき、少し離れたところで女の人の声が聞こえてきた。


 私と火神くんはほぼ同時に、声のしたほうに視線を向けると、そこには沙良先輩と春哉くんが立っていた。


「……っ、すみません……!」


 私と火神くんは倉庫前で立ち止まり、仕事もせずに話していたのだ。

 サボっていると思われて当然だ。
 私たちのせいで仕事が間に合わないという結果になっては、先輩たちに迷惑をかけてしまう。