年上幼なじみのあぶない溺愛




「年上の相手から見れば子供ってだけで、俺は別に子供扱いした気はねぇよ」

「……ほんとに?」
「まあ子供っぽいとは思うけどな」

「なっ……!」


 あげて落とす火神くんに対し、言葉に詰まらせてしまう。

 火神くんもいじわるな人だ。


「ふはっ、宮下ってコロコロ表情変わんだな」
「笑わないで……!」


 ついに私の反応を見て笑ってくる火神くん。

 これはひどい。春哉くんも火神くんも、私の反応を見て楽しんでくるのだ。


「俺はいまの宮下でいいと思うけどな」
「……うそ」


 子供っぽいと思うって言っていたくせに、そのままでいろと言うのか。

 もう信じないぞと思い、ジト目で火神くんを見た。