「たまたま電車で会ったってことにすればいいよ。だって俺と志羽はもう他人じゃないんだよ?同じ団の、同じクラスの代表者として関わりを持っているんだから」 「……ぐぬぬ」 春哉くんが言うことは、なんでも正論で筋が通っているように聞こえてしまう。 だからこそ言い返せずに、ただ黙るしかない。 けれどもし誤解されてしまったら……今だって、周りを気にせずに私に触れているのだ。 「ね、志羽」 優しい笑みを浮かべる春哉くんに、思わず頷いてしまいそうになる。