年上幼なじみのあぶない溺愛




「志羽、これぐらいで真っ赤になってどうするの?」

 けれど春哉くんはまったく反省している様子はなく、むしろ私を責めるような言い方に、どうして……と疑問が頭に浮かんでいた。



「……春哉くん、もうすぐ電車が来るから離してください」

「今日は一緒に行っても大丈夫だよ」
「だ、ダメだよ……!」


 さらっとトンデモ発言をする春哉くんに、さすがの私も突っ込んでしまう。

 けれど春哉くんはニコニコと笑ったまま、私の腰に添えられた手を離そうとはしない。