年上幼なじみのあぶない溺愛




 さっきの続きって……なにを指しているのだろうか。


「あの、春哉くん……私、そろそろ移動して」
「今のままでいいよ」


 さりげなく場所を移動して春哉くんのとなりに座ろうと思ったけれど、うしろからギュッと抱きしめられて逃げられなくなる。


「そ、そうだ!テレビ観ようよ春哉く……」
「なにをそんなに焦っているの?」

「だって、さっき春哉くんが……」
「俺が?」

「……っ、いつもと違うことしてきて……」


 なんとなく今は振り向いてはいけない気がして、前を向いたまま春哉くんと会話を続ける。