年上幼なじみのあぶない溺愛




「うん。大切な用じゃなかったからね、志羽との時間が減るのは困るから」

「私との……」


 沙良先輩との電話より、私との時間のほうが大切だと思ってくれているのだろうか。

 単純な私は、その言葉だけで頬が緩んでしまい……。


「なにより志羽とさっきの続き、したかったからね」


 けれど、春哉くんのトーンの落とした声に、ふたたび体が硬直するのがわかった。