年上幼なじみのあぶない溺愛




『ねぇ、みんなも志羽ちゃんと会いたいよね!』

 電話の声が遠くなり、沙良先輩が誰かと一緒にいるのだとわかった。

 もしかして、春哉くんも来ないかと誘われたのだろうか。


「ダメだよ、今日は志羽と家でゆっくり過ごすって約束をしているんだ」

『家!?まさか春哉、あんたもしかして志羽ちゃんに手を……』

「大丈夫だよ、志羽が嫌がることはしないから。……ね、志羽」


 また私の腰に腕をまわして、左耳に顔を寄せた春哉くんが、どこか色っぽく私の名前を呼ぶ。

 いつもと違う雰囲気の春哉くんに、自分の鼓動が速まるのがわかる。