年上幼なじみのあぶない溺愛




 このままだと春哉くんの体に限界が訪れて……。


「……ひゃっ!?」


 人の心配をしているところではなかった。

 頬を撫でられていることに嫌な感情を抱くどころか、むしろ慣れていると、今度は首筋をなぞってきた。


 これ、さっきと一緒だ。
 ぜったいにいじわるだ。春哉くんが電話をしているから、私は声や音を出してはいけないのに。

 慌てて口元を自分の手で塞いで、パッと春哉くんのほうを向き、目で訴える。


 けれど春哉くんはいじわるそうに笑い、『静かに』とでも言うように、自分の唇に人差し指を当てていた。

 そんな……反省ひとつしていないなんて。