年上幼なじみのあぶない溺愛




「……っ!?」


 早く電話が終わらないかなと思っていると、私の腰にまわされた春哉くんの左腕から突然解放される。

 離れてほしいという合図なのかなと思っていると、今度は春哉くんの左手が私の頬を撫でてきた。


 びっくりして、思わず立ち上がりそうになったけれど、音を立てないためにも、なんとか我慢できた。

 いきなりどうしたのだろう……。
 その手つきは優しくて、胸がドキドキと高鳴り始める。


 寝ているフリをしていたときと同様に、私の反応を見て楽しんでいるのだろうか。