2年の代表である女の先輩が、春哉くんに個人的に連絡してもいいかと聞いていたことだ。
もしかしてその人と連絡を取り合って……?
「あの、春哉くん……」
「どうしたの?」
「いま……あっ、いや、なんでもないです!」
おとなしくすると約束したのに、また話そうとしてしまった。
誰と連絡をとっていようと、春哉くんは取り込み中なのだ。邪魔をしてはいけない。
「おとなしくしようねとは言ったけど、喋るなとまでは言ってないよ」
「でも、そこまで大事なことじゃないから……」
「大丈夫だよ。俺に話してみて」
春哉くんの柔らかな声が、私から我慢を奪ってくる。



