年上幼なじみのあぶない溺愛




「だけど俺もごめんね、志羽が家に来たときも寝ていて」


 ふたりでリビングに向かっている最中に、なぜか春哉くんが謝ってきた。

 慌てて首を横に振り、謝る必要はないというアピールをする。


「だって春哉くん、体育祭の準備で大変なんだよね……!仕方がないよ。むしろ今日、私と会って大丈夫なのかなって」

「それはぜんぜん大丈夫だよ。志羽と会わないと頑張れないと思ったんだ。今日は来てくれてありがとう」

「へ……」


 私に会わないと頑張れない……?

 おどろいてなにも返せなかったけれど、言葉の意味を素直に受け取ると、それってかなり嬉しいことじゃ……。