「その件に関しましては……あの、最初はリビングで待っていまして」
春哉くんを怒らせるなんて初めてだったため、どうしたらいいのかわからず、思わず敬語になってしまう。
「なかなか降りてこないから心配になって、様子を見に行ったときに……つい」
「……つい?」
「春哉くんが寝ているなんてめずらしかったから、いつもできないことをしたいなと思って……」
諦めてぜんぶ白状する。
恥ずかしいよりも、春哉くんに許してほしかった。
「それで一緒に寝ようって?」
「……はい」
春哉くんが長めのため息を吐き、かなり怒っていると思った私はふたたび土下座をする。



