年上幼なじみのあぶない溺愛




 そうだ、私は春哉くんの家に来ていたのだ。

 けれど春哉くんはまだ部屋で眠っており、私も彼と同じベッドで横になって……。


 すべてを思い出した私は、ぶわっと顔が熱くなる。
 なんて大胆なことをしたのだろう。眠っている春哉くんに抱きつくなんて。

 まだ春哉くんが眠っていれば救われたのだけれど……部屋を見渡す限り、春哉くんの姿は見当たらない。



 つまり私が寝ている間に、春哉くんが起きたということである。

 一大事だ。
 もしかしたら春哉くんは、私が同じベッドで寝ていたことに対して気持ち悪いと思い部屋を出たのかも……。


 そのとき、部屋のドアがガチャッと音を立てて開けられた。

 咄嗟に横になった私は、寝たフリをしてしまう。