年上幼なじみのあぶない溺愛




「じゃあ次に2年と1年の代表2名、前に出てきてほしい!」


 本当に大丈夫だと伝えようとしたら、再び戸崎先輩の声が聞こえてきた。

 途端に私は逃げ出したくなってしまう。


「ほら、志羽行っておいで!」
「ほんとに行かなきゃダメ……?」

「だーめ!火神と一緒に!」


 夢だと思いたかった。

 まさか私が火神くんと一緒にクラス代表に選ばれるだなんて。




 クラス代表とはリーダーのような役割を担うようで、私と火神くんが選ばれてしまったのだ。

 私と火神くんが適任だとクラスメイトに推薦され、誰も反対する人はおらず、本当に選出されてしまったのである。


 火神くんはリーダーにふさわしい人だけれど……私にまとめられる力があるとは思えない。