年上幼なじみのあぶない溺愛




「うん、いい子だ。志羽にはなににも染まらないままでいてほしいから」


 春哉くんはいつもと同じく柔らかな笑みを浮かべているはずなのに……なぜかゾクッと寒気がしてしまった。

 けれど春哉くんが怒っている様子はないし……大丈夫だと思うことにする。


「そうだ、志羽。今日このあと俺の家においで」
「えっ、今日?でももう遅くて……」

「勉強でわからないところ、たくさんあったんだよね?」


 その言葉にギクリとしてしまう私。
 やっぱり図書室で火神くんにたくさん教えてもらっていたことを、春哉くんにバレていたのだ。