圭悟の部活が終わるまで
私は携帯をいじりながら待っていた

表から見れば
本当に上手くつきあっている感じ

私は一つのため息をついた

その時いきなり私の目の前は
真っ暗になった

「だーれだ??」

一瞬圭悟かと思ったけど
圭悟はそんなことしないもんね…

「瞬君でしょ??」

くるりと後ろを振り向いた
目隠しされていた手は自然になくなっていた。

「またばれた…」

「声でわかるものー」

ニッコリ笑った

瞬君はバスケ部
こぅみえて主将
みんなから信頼されているみたい

私も瞬君といたら
いつのまにか
楽しい気分になれるんだ

「圭悟まち??」

「そうだょ」

「らぶぃね」

「そっかな??」

照れながら言う私
だけど

心の中では
ラブラブじゃないよ

そう呟いた