これを愛というのなら

「やべぇな…止まらねぇ…」




「そうだね」




触れるだけのキスをまた、何回か繰り返して。





「抱いていいか?」





瞳に欲の焔を揺らして、耳元で囁かれた。






「いやって言ったら?」




私だって………きっと、この先に進めたら……って。
自分では見えないけれど、瞳は蓮の瞳と同じなのに、素直に首を縦には振れなかった。




たぶん、蓮の気持ちがわからないから。






「…お前な…こんだけキスしといて…我慢できるか…」




「何もしないって言った…」




「たぶんって言っただろ?」




「…聴こえた…」




「だろ?お前が…梓が可愛いから…抑えられなくなった…」





だめか?





そんなことを言われたら……。





この時、気付いてしまった。




私は蓮が好き。









もう、今日限りでもいいから、蓮と……





素直に口に出すのは躊躇われて、その代わりに首に腕を回して、自らキスをする。





悟ってくれたのか、蓮に抱き抱えられて、




左奥にあるベットに降ろされた。