違う、二人とも嘘ついてる。

私は言葉を失っていた。このゲーム簡単には終われない。みんな勝ち残ろうとしている。いや恨みがあるのかもしれない。

「私、私はどうなるの?」

「はい、貴方はルール通り、死亡します」

モニターの男が指を鳴らす。

その瞬間、睦月カエデの頭が吹き飛んだ。吹き出る赤い液体は子供の頃に遊んだビー玉のように綺麗だった。肉片を撒き散らし、残った体は静かにそのばに倒れた。

「キャーーー!!!」町田ヤヨイが叫ぶ。

高い声だ耳が痛い。

「この通り敗者には死んでもらいます」

「ふざけるな、何がゲームだいますぐここからだせよ」

「それは無理です。皆様には次のゲームに進んでもらいます」

「また繰り返すのかよ、こんなゲーム」

「はいまた1時間後に投票を始めます、ではまた話あいを始めてください」

「誰が俺に入れた?お前か?」如月が水無月に話しかける?

「違う」

「じゃあ誰に入れたんだよ」

「僕は生存に入れたよ」

嘘だ。私だけわかる。みんな嘘ついている。


「みんな分かっただろ次は本当に生存に入れよう、もうこのゲームを終わらせようこのゲームは本当に死人が出るんだ、ふざけてないで、ちゃんと終わらせよう」