「もしかして安達…、幼なじみだから今まで相原と一緒にいたと思ってんの?」
怪訝そうな顔の山村くんに言われて、ストローから口を離す。
「それ以外、なにがあるの?」
幼なじみ、その関係だけが私と壱を繋いできた、ずっと。ずっと。
「なるほどなあ、安達はそんな感じなんだ」
「そんな感じってどういう意味?」
すごんで聞くと山村くんは苦笑いして、怒んなって、と両手を振る。
「…ただ、頑張ってんのは今も相原だけなんかなって」
呟くように言った山村くんの言葉に、心臓の真ん中を殴られたみたいな衝撃を受ける。
頑張ってるのは、今も、壱だけ…?
「俺、小5の時引っ越してきたばっかでさ、相原が安達のこと溺愛してるなんて知らなかったから。だから…」
「出来心で私のスカート覗いた」


