「なっちゃーん、」

「……」

「俺帰れないよ〜?笑」

帰り際、玄関でいつものお別れのハグをして

しばらくして離れようとすると、お腹回ったなっちゃんの腕がなかなか離れない。

「帰らなくて良い?」

「…離れます。」

「おいおい、それもそれで寂しいよ!?笑」

少し俯いている頭をわしゃわしゃ撫でる

「めっちゃ楽しかったです!!ありがとうございましたっ」

「俺もめちゃくちゃ楽しかったよ、今度は俺ん家来てね」